翻訳会社のトライアルの結果が遅い! 翻訳者にできること

翻訳

翻訳会社の求人に応募すると、書類選考を経てトライアル(実務課題)に挑戦することになります。

ところが、翻訳会社によっては結果の連絡が来るのが遅いことも。頑張って課題を提出したのに、いつまで経っても結果の連絡が来ないと不安になりますよね。

この記事では現役翻訳者の私が、トライアルの結果が遅いときに翻訳者ができることを解説していきます。

タイプ別 結果が出るのが遅いときにできること

「結果が出るのが遅い」には、タイプがあります。

①結果発表の期限は過ぎていないが、ソワソワして待ちきれない
②結果発表の期限を過ぎても結果が来ない
③発表期限は明記されていない

結果発表期限が設定されているかその期限を過ぎているかがポイントです。

それでは、各タイプでできることを解説していきます。

発表期限まで待てない

まだ発表期限は過ぎてないけど、ソワソワして待ちきれない!

その気持ち、分かります。私も毎回ソワソワします。特に絶対やりたい魅力的な仕事だと、とても長く感じますよね。

そんなときは、期日まで少しでも心穏やかに待つために、トライアルの結果以外のことに目を向けるのがおすすめです。

具体的には、

スキルアップに挑戦

するのが特におすすめです。

合格して仕事が入るようになると勉強の時間が取りづらくなるので、この機会に翻訳力アップに取り組むといいと思います。

これまでやってきたスキルアップ方法があると思うので、それをやりながら結果を待ちましょう。翻訳者ネットワーク「アメリア」の会員なら、ホームページの「スキルアップ」のコーナーに色々な課題があるのでチャレンジしてみてください。過去問も含めると、解ききれないほどたくさんあります。

他には、やや後ろ向きですが、万一不合格だったときのために

他の求人をチェック

という手もあります。

合否が気になって何も手に付かないときは、思い切って

お休みにする

のもいいかもしれません。

読もうと思っていた本、行きたかった場所など、夢中になれそうなものに頼ってみてはどうでしょうか。しっかりリフレッシュすれば、合格してからのお仕事に備えられます。

どれも気が進まないなら、これを機に翻訳者としての「装備」を見直すのがおすすめです。
そろえておきたいものを記事にまとめているので、ぜひ読んでみてください。

とにかく他のことで気を紛らわしながら、おとなしく結果が出るのを待ちましょう。

期限内なのに「まだですか?」などと連絡をするのは、やめた方がいいと思います。「期日は知らせてるのに、連絡をよく読んでないのかな」と思われて不利になったら大変です。

発表期限が過ぎた

結果通知日は過ぎてるのに、まだ結果が来ない

期日を過ぎても結果が来ないと不安ですね。私は幸運なことにこれまでそんな経験はないのですが、こういうこともあるようです。

この場合、次の4ステップを試してみましょう。

①迷惑メールボックスをチェック
②できればもう少し待つ
③企業に問い合わせ
④(会員なら)アメリアに問い合わせ

①メールボックスをチェック

企業に連絡する前に、必ずメールボックスを再チェックしましょう。

迷惑メールボックスに入っていませんか?
広告などと間違って読まずに「既読」にしてしまっていませんか?

もし見つけたらすぐ返信しましょう。

②できればもう少し待つ

個人的に企業に結果を催促するのが気が引けるので、私なら数日ほど待ってみます。そのうち少し遅れて連絡が来るかもしれないからです。

一方で、期日の翌日に連絡を入れたほうがいいと考える人もいるかもしれません。期日が過ぎているなら連絡してもいいはずなので、これも悪くはありません。

ここは好みや考え方に違いが出るところだと思います。

③企業に問い合わせ

発表期限を過ぎて(できればもう少し経って)結果が来なかったら、企業に問い合わせをしてみましょう。

トライアルの担当者宛てに、「結果の発表期限が○○日となっていましたが、状況の方はいかがでしょうか」とメールを送って反応を待ちます。「まだ選考中」「合格/不合格」など、何らかの連絡が来るはずです。

④アメリアに問い合わせ

企業に問い合わせをしても反応がない場合、翻訳者ネットワーク「アメリア」経由で応募した求人なら、事務局に問い合わせるという手があります。

「期日を過ぎて、催促のメールも送ったのに反応がないんですが…」と事務局にメールしてみましょう。ホームページの一番下にある「■その他」の「お問い合わせ」のページに、仕事に関する問い合わせができるアドレスが載っています。

アドレスを直接書くと迷惑がかかるかもしれないので……すみません

その際、求人詳細ページの左上に書かれている「求人番号」を記載するとスムーズです。

企業のホームページなどから応募をしたなら、私ならご縁がなかったと諦めます。他にできることと言えば、「再度メールを送ってみる」「担当者に電話をかけてみる」くらいでしょうか。でも合否の連絡もくれない会社なら、仕事をくれる可能性は低そうです。見切りを付けて、他の求人に挑戦しましょう。

発表期限が明記されていない

結果発表の期限が明記されていない場合、まず気になるのは「どれくらい待つか」です。

あくまで個人的な感覚ですが、

提出してから少なくとも1週間

は待った方がいいと思います。それより早く問い合わせを入れるのは、いくら何でも早すぎる気がします。私なら1カ月くらい待つかもしれません。

結果が遅いと感じたころに、「トライアル提出から1カ月過ぎたのですが、結果は出ていますでしょうか?」というようなメールを送ってみましょう。それでも反応がなければ、諦めて他の求人を探した方がいいかもしれません。

どうしても諦められない場合は「再度メールを送ってみる」「担当者に電話をかけてみる」などを試してもいいかもしれませんが、こんなに連絡が遅い時点で親切な会社とは言えないので、他の求人に応募したほうがよさそうです。

ただ、そもそもなるべく

期限がはっきりしている求人に応募したい

ところです。

数日ですぐに結果を教えてくれるなら問題ないのかもしれませんが、待っている間ソワソワするし、催促するタイミングも気を使うし、期限も分からず待つのはつらすぎます。

期限が分かれば行動も取りやすいです

「結果が遅い!」に疲れたら

トライアルの結果が遅いのは、精神的に疲れますよね。

私は指定された期間待つだけでもソワソワするので、期日が過ぎてしまったときや、期日なしで待ち続けるときのストレスは相当だと思います。

もし今、翻訳会社のホームページなどから直接応募しているなら、翻訳者ネットワーク「アメリア」の入会を検討してみてください。

「アメリア」は翻訳者や翻訳者志望の人たち向けの有料会員サービスで、年間1500件以上の求人情報にアクセスできます(他にもスキルアップや業界情報など豊富なコンテンツがありますが、ここでは割愛します)。

アメリアに掲載されている求人には「採用結果通知予定」の期日が設定されており、私はこれまで20件以上の求人に応募しましたが、必ずこの期日までに何らかの連絡がありました。期限内に合否の連絡が来ることが大半で、「応募者多数につき合否の連絡期限を○○日までに延長します」等のメールが来たこともありますが、その場合はちゃんと延長した期日内に合否の結果が届きました。

さらに、万一期日を過ぎて催促をしたのに反応がない場合、アメリアの事務局に問い合わせることができます。困ったときに相談する先があるというのは、すごい安心感です。

アメリアを使うと、求人応募が一気に快適になりますよ!

まとめ

トライアルの結果が遅いときは、

・発表期限内なら他のことをして気を紛らわす
・期限が過ぎたらメールチェックなどをした上で問い合わせ
・期限が設定されていないなら、なるべく待ってから(最低1週間)問い合わせ

がおすすめです。

翻訳者ネットワーク「アメリア」を使うと、求人に合否発表の期限が設定されている上に、企業から連絡がないときは事務局のサポートを受けられるので便利です。今、翻訳会社のホームページなどから直接応募している方は、ぜひ入会を検討してみてください。

アメリアには、他にも便利な機能が満載です!

この記事で、結果待ちの不安や緊張を少しでも小さくできたら幸いです。合格をお祈りしています!

  

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