備えあれば患いなし! 一度は導入を検討したいフリーランス翻訳者のおすすめ装備

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フリーランス翻訳者になると意外と悩むのが、「これって必要?」という疑問です。

そこでこの記事では私の経験をもとに、フリーランス翻訳者に役立つおすすめの「装備」をご紹介します。何が必要かは考え方や状況によって違うと思いますが、どれも一度は検討する価値があると思います。

駆け出し翻訳者の方はもちろん、現在活躍中の方や、トライアルに挑戦する前の人もぜひ参考にしてください。

なお、詳しく書いた記事がある場合は各項目でリンクを貼っていますが、この記事の最後にもまとめて貼っているので、全部読んでから気になる詳細記事に飛ぶこともできます。

おすすめ装備

今回ご紹介するおすすめ装備はこちらです。

・仕事用メールアドレス
・プリンター
・ウイルス対策ソフト
・損害賠償保険
・アメリア

それでは、1つ1つ解説していきます。

仕事用メールアドレス

フリーランス翻訳者として仕事をするなら、プライベートと分けて仕事用のアドレスを持っていたほうがいいです。Gメールでいいので作っておきましょう。

仕事が軌道に乗ると翻訳会社とのやり取りも増えるので、専用アドレスがあったほうが見落としの可能性も減り、情報を見返すときなどにも便利です。また、求人応募時に記載する連絡先を仕事用アドレスにすると、「仕事」という意識が高まります。

特に始めたばかりのときは、専用アドレスがあるだけでモチベーションアップになりますよ!

プリンター

翻訳会社との契約書のやり取りや指示書の印刷など、フリーランス翻訳者がプリンターやスキャナーを使うタイミングは意外と多いので、「スキャナー機能付きプリンター」はあったほうがいいと思います。

ちなみに、私が使っているのはキャノンの「PIXUS TS8430」です。これはもう古いようで後継機が出ていますが、今までこのプリンターで困ったことはないので、「選ぶのが面倒!」という人はこれ(このシリーズ)がおすすめです。

詳しく書いた記事はこちらです。

ウイルス対策ソフト

無料のウイルス対策ソフトもありますが、私はフリーランス翻訳者を目指すにあたり、ノートンを購入しました。

「無料でも性能は有料と変わらない」との声も聞きますが、やっぱり有名な有料ソフトを使っていると翻訳会社側から見た「しっかりやってる感」が違うと思うので、必要経費と割り切っています。

翻訳会社によっては登録時などに使用しているセキュリティソフトを聞かれることがあり、今のところ「ノートン」と答えてダメだと言われたことはないので、迷ったらノートンで間違いないと思います。

何のソフトを使うかは人によって判断が分かれそうですが、顧客と自分を守るために、どちらにしてもウイルス対策ソフトは必ず導入しておきましょう。

こちらの記事では、私がノートンを使っている理由についてもう少し詳しくお話しています。

ノートンのプランや詳細については、公式ホームページから確認できます。

■ノートン公式ホームページ:世界で一番売れているーノートン

損害賠償保険

損害賠償や訴訟なんて滅多にないことですが、万が一起きたら大変です。損害賠償保険に入らずに仕事を受けているフリーランス翻訳者も少なからずいると思いますが、私は何かあったらと思うと不安だったので、入ることにしました。

まさかの事態のときに身を守れるようにしておくと、安心です

私が実際に入っているのは「フリーランス協会」の保険です。フリーランス協会の有料会員(一般会員)になると、年会費が1万円かかりますが、追加料金なしで賠償責任保険に入れます。

「フリーナンス」は登録無料の会員になって所定の条件を満たすと、「あんしん補償Basic」という保険に無料で入れます。さらに年間5880円の有料プランでは、補償の範囲が広い「あんしん補償」に入れます。

私は「フリーランス協会」に入ったあとで「フリーナンス」を知り、補償限度額はフリーランス協会の方が高いのと乗り換えるのが面倒なので、フリーランス協会のままにしています。

これから保険を検討する方は、費用や補償内容等をよく確認して自分に合ったものを選んでください。

なお、「フリーランス協会」も「フリーナンス」も、会員になると損害賠償保険以外にも様々なサービスが受けられるので、興味のある方は保険の内容と合わせて公式ホームページをチェックしてみてください。

■フリーランス協会:公式ホームページ

■フリーナンス:公式ホームページ

もう少し詳しく書いた記事はこちらです。

アメリア

このブログを読んでいる人はもう入会している人も多いと思いますが、本当に便利なサービスなのでご紹介します。

翻訳者ネットワーク「アメリア」は、翻訳者や翻訳に興味がある人向けの有料会員制サービスです。会員になると翻訳関連に特化した求人を見ることができます。年間の求人件数は1,500件以上で、求人の約3割は未経験でも応募可能。さらに、翻訳のスキルアップや業界の情報収集などもできるので、まだ翻訳者になるか決めきれていない人にも役立ちます。

私は漠然と翻訳に興味があった程度のときからアメリアに入会し、晴れて翻訳者となった今でもまだ会員を続けています。

これからも続けるつもりです!

入会金5500円、年会費16500円と、決して安くない金額がかかりますが、それ以上の価値があると思っています。

豊富なサービスの詳細は公式ホームページから確認できるので、未入会の方はぜひ一度目を通してみてください。

■アメリア公式ホームページ:翻訳者ネットワーク「アメリア」

こちらの記事では、アメリアの大きな魅力のひとつである「仕事探し」について、詳しくお伝えしています。

翻訳支援ツールはいらない?

ここまで読んで、翻訳支援ツールが出てこなかったことを疑問に思う人もいるかもしれません。

Tradosなどの翻訳支援ツールは、少なくとも最初のうちはいらないと思います。

個人的な話をすると、私は翻訳支援ツールなし(使用経験もなし)の状態で初仕事を受注しました。その後、複数の翻訳会社から仕事を受けるようになりましたが、ツールを使わないか、使う場合も「翻訳会社からツールのアカウントを貸与してもらえるので、翻訳者は翻訳支援ツールを買わなくてもOK」という案件ばかりです。

支援ツールは高額なものも多いので、実際に仕事を受けるようになって、必要性を感じたら買うくらいでいいと思います。

とはいえ、分野によっては事情が違うこともあるかもしれません。自分がやりたい分野が決まっている人は、その分野の求人の応募条件を見て、購入するかどうか判断しましょう。

まとめ

以上、一度は導入を検討してほしいおすすめ装備をご紹介しました。もう少し詳しく知りたい方は、下記リストのリンクから詳細記事に飛べます。

気になるものはありましたか?

他にもおすすめがあれば、ぜひ教えてください!

備えあれば憂いなし。装備を整えて、翻訳ライフを快適に楽しんでください。

 

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